こちらではルーレットのルールについて説明します。
ルーレットは絶大な人気と、絶対な認知度を誇るまさにカジノを代表するテーブルゲームと言えるでしょう。
カジノと言えば真っ先にこのルーレットを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ルーレットを実際にプレイしたことがある方も、プレイはしたことがない方もイメージ画像付きで思い浮かべることができると思います。
ですが意外なことに、カジノを代表するルーレットのルールを知らない方も多いのです。
オンラインカジノなどでは、ビデオスロットを主にプレイする方も多く見受けられます。
カジノ自体に興味ない方がルーレットのルールを知らないのは当然ですが、カジノプレイヤーでもルーレットのルールを詳しく知らない方が多く居るのです。
ルーレットは世界中で愛されるゲームで、愛される理由にはやはり面白さがあります。
せっかくカジノで遊ぶのであれば、ルーレットのルールはしっかり押さえておくべきものと言えるでしょう。
そこで今回は、王道テーブルゲームのルーレットについて解説していきます。
ルーレット【Roulette】のルールは?
ルーレットではホイールと呼ばれる専用の機材を使用します。
皆さんが思い浮かべるであろう、円い数字を赤と黒で振り分けた機材ですね。
そしてホイールの前には、自身の予想の数字や色などを賭けるためのテーブルが設置されています。
このテーブルには赤黒で色分けされた各数字などが書かれていて、このテーブル上で予想と賭けをするのです。
ディーラーがホイールに球を投げ込み、その球がホイール内で落ちた箇所がそのゲームの結果となります。
その結果がプレイヤーが、テーブル上で賭けたものと一致するかどうか?を確認し精算するまでがゲームの1セットです。
それではルーレットのゲームの流れを見てみましょう。
実際にプレイしているところを想像して読んでみてください。
ルーレット【Roulette】ゲームの流れ
ルーレットゲームの基本的な流れは以下となります。
①球の落ちる箇所を予想してベットする
ホイール内で球が落ちる箇所を予想して、手持ちのチップをテーブル上にベットします。
予想はピンポイントの数字に限らず、グループ(25〜36の間の数字のどれかなど)、または赤黒のみでも可能です。
②ディーラーがかけを締め切る
ディーラーから「ノーモアベット」という合図が発生されます。
この合図が出たら、その後はそのゲームに関してはもう賭けをすることはできません。
③球をホイールに投げ込む
ディーラーが球をホイール内に投げ込みます。
いわば抽選スタートといったところです。
④勝敗の確定
投げ込まれた球はホイール内で、いずれどこかの数字のポケットに落ちます。
その落ちた先がそのゲームの結果となり、その結果に応じて賭けの勝敗が決まるのです。
ルーレットの基本的なゲームの流れは以上です。
要はホイール内で球がどこに落ちるか?を予想するだけのシンプルなゲームとなっています。
すこし複雑化するのは、このテーブル上での賭け方に種類があるからです。
次からは、その賭け方についても見ていきましょう。
ルーレット【Roulette】の賭け方の種類とは?
ルーレットゲームをするにあたって、賭け方(予想の仕方)にはいくつかの種類があります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ストレートアップ
最初はストレートアップという賭け方になります。
こちらはどれかの数字の1つだけに、チップを賭けるという方法です。
36個の数字と0から選べ、ピンポイントで数字を予想します。
当たる確率がもっとも低いため、その分だけ当たった時の配当は高くなるのです。
当選時の配当はベット額の36倍となります。
例えば「0と1と2」に1ドルずつ賭け、どれか1つでもね当たれば36ドルの賞金を獲得できるというものです。
スプリットベット
続いてはスプリットベットという賭け方です。
こちらは2つの数字に対して、チップを賭けるという方法となります。
テーブル上では数字が並べられて描かれており、実際に賭ける際はこれらの隣接する数字の間にチップを置くのです。
例えば「5と8の間」にチップを置けば、5か8に球が落ちたら当選となります。
上記のストレートアップに比べれば、当然ながら当選率は高くなるのです。
その分だけ配当も下がりますが、それでもベット額の17倍の賞金がもらえます。
ストリートベット
続いてはストリートベットという賭け方です。
こちらは3つの数字に対して、チップを賭けるという方法となります。
テーブル上では、数字の並んだ縦列の1番下にチップを置くのです。
例えば「1の列」に賭けるなら、それは「1と2と3の3つの数字」に賭けたことになります。
そして3つの数字のどれかが当たれば当選となるのです。
スプリットベット以上に当たりやすくなり、配当もさらに下がります。
配当はストリートベットで12倍です。
コーナーベット
続いてはオーナーベットという賭け方です。
こちらは4つの数字に対して、チップを賭けるという方法となります。
テーブルでは4つの隣接する数字の真ん中にチップを置くのです。
例えば「1を含んで賭ける」場合は、隣接する「2と4と5」も一緒に賭けたことになります。
これらのどれかが当たれば当選となるのです。
ストリートベット以上に当たりやすく、そのため配当はさらに下がり9倍です。
ダブルストリートベット
続いてはダブルストリートベットという賭け方です。
こちらは6つの数字に対して、チップを賭けるという方法になります。
テーブルでは数字の縦列の2列分を賭けることになり、縦列2列分を跨ぐようにチップを配置するのです。
例えば「1と4の列」に賭ける場合は、「1〜6の数字」に賭けたことになります。
6つの内どれかが当たれば当選です。
当たる確率が上がるので、配当はさらに下がり6倍です。
フォーナンバーベット
続いてはフォーナンバーベットという賭け方です。
この賭け方ができるのは、ヨーロピアンルーレットと呼ばれるタイプのルーレットに限られます。
ヨーロピアンルーレットとは、ホイール内の数字が「0〜36」のものです。
これに対してアメリカンルーレットと呼ばれるルーレットがあり、こちらは「0の他に00」という数字がホイールに配置されます。
そしてフォーナンバーベットとは、ヨーロピアンルーレットで「0と1と2と3」に賭けるという方法です。
当選時の配当は8倍となります。
ファイブナンバーベット
続いてはファイブナンバーベットと呼ばれる賭け方です。
こちらは上記のフォーナンバーベット内で紹介した、アメリカンルーレットと呼ばれるタイプのルーレットの時のみ使用できます。
賭け方は「0と00と1と2と3」の5つの数字に同時に賭けるというものです。
こちらの当選時の配当は7倍となっています。
ダズンベット
続いてはダズンベットという賭け方です。
こちらは数字をグループに分け、全部で1度に12個の数字を1セットとして賭けます。
テーブル上の数字が描かれた欄をインサイドと呼び、さらにその周囲にもチップを賭ける欄が描かれているのです。
その周囲の欄をアウトサイドと呼び、今回のダズンベットはテーブル上ではこのアウトサイドにチップを置きます。
1st12、2nd12、3rd12の3つに数字はグループ分けされていて、このグループにチップを賭けるのです。
グループは12個ずつに分けられており、例えば2nd12に賭けると13〜24の数字に賭けたことになります。
この12個の数字のいずれかが当たれば当選です。
12点賭けとなり当たる確率もだいぶ高くなり、その分配当は下がり3倍となっています。
カラムベット
続いてはカラムベットという賭け方です。
こちらはテーブル上に描かれた数字の、横列に対して一気に賭ける方法となります。
テーブル上の数字の横列は3列で、その列に対してチップを賭けるのです。
例えば1番の下の横列なら「1と4と7と10と13と16と19と22と25と28と31と34」に賭けたことになります。
これらの12個の数字のいずれかが当たれば当選です。
上記のダズンベットと同じく12店賭けなので、配当も同じく3倍となります。
レッドブラック/ハイロウ/オッドイーブン
最後はルーレットの中で最も当てやすい賭け方を3つ紹介します。
まずはレッドブラックです。
日本語では赤黒賭けなどと訳され、これは単純に赤が来るか黒が来るか?だけを賭けるものとなります。
次がハイロウです。
こちらは36までの数字を大きく2つに分けて賭けます。
ハイは19〜36で、ロウは1〜18です。
どちらかのグループに球が入れば当選となります。
最後がオッドイーブンです。
こちらは球が落ちる箇所の、奇数と偶数のみを賭ける方法となります。
こちらの3つの賭け方は当選率も高く、配当はルーレットでもっとも低い2倍となります。
ルーレット【Roulette】のルールとは?〜まとめ〜
ここまで王道テーブルゲームのルーレット、こちらのルールについて紹介してきました。
大元のルールはシンプルで、ホイール内の球がどこに落ちるか?を予想してチップを賭けるというゲームでした。
覚えなければならないのは、賭け方とそれぞれの配当ですね。
大きな勝ちを狙うこともできますし、地道に勝ちを重ねることも狙えます。
幅広い勝ち方を描くできる点がルーレットの最大の魅力でしょう。
またディーラーのクセや、そのテーブルの流れなどもじっくり遊んでいると分かってくると思います。
ここぞのタイミングで勝負をしたり、それまでの間はしっかり勝ちを重ねたりといった戦略も組めるのです。
テーブル上でのチップの賭け方(置き方)さえ覚えれば、誰でも気軽に参加できます。
まだルーレットゲームに参加したことの無い方は、ぜひこの機会に参加してみてはいかかでしょうか。